フォークリフト 資格取得

フォークリフトの資格取得の必要性

フォークリフトにもさまざまな種類があり、免許を取り資格を取得するとコンテナキャリア、トップリフター、クランプリフト、電気式フォークリフト、ストラドルキャリア、内燃機関式フォークリフトなどのフォークリフトを運転することが可能です。

フォークリフトは工場や倉庫、建築現場などの場所で欠かせないものでフォークリフトの資格を取得した者が現場にいないと仕事になりません。それほど重要な資格です。

ただし資格取得は難しいかというとそれほど難しくありません。自動車免許を持っていれば割りに簡単に資格を取得することができます。

このようなフォークリフトの資格取得ですが、じつは資格者が慢性的に不足していてフォークリフトの免許を持っていればまず就職に困ることはありません。

フォークリフト資格取得試験

まず学科でフォークリフトの走行と装置の構造、そして取り扱いについての知識を学び、つぎに荷役についての装置の構造と取り扱いに関する知識、そして運転に必要な力学知識、フォークリフトに関する関係法令などを学ぶことになります。

また実技は普通に自動車の運転ができるのであればとくに難しくはありません。実際にフォークリフトの操作、フォークリフトでの荷役の操作等を行います。

学科は約10時間程度の講習を行い、実技講習は約24時間行います。試験の成績が良好な者のみ修了証が与えられます。

フォークリフトの資格取得はどこでとるのでしょうか?

フォークリフトの運転資格取得には最大荷重1トン以上のフォークリフトを運転する場合 「フォークリフト運転技能講習」を受講します。 「フォークリフト運転技能講習」には全課程と一部免除の2通りがあります。

おもに取得にかかる時間は、

・全課程

普通、大型、大型特殊(カタピラ限定付き)自動車免許所有者 全課程 技能講習 31時間 (学科1日、実技3日、計4日間)

・一部免除

大型特殊(カタピラ限定無し)自動車免許取得者 一部免除 技能講習 11時間 (学科1日、実技1日、計2日間)

そしてフォークリフトを運転するには一定の資格が必要で、最大荷重1t以上は「フォークリフト運転技能講習」が、最大荷重1t未満は「フォークリフト運転特別教育」の修了者の資格が必要となります。

ちなみに最大荷重1t以上のフォークリフトを公道で運転するには大型特殊免許が必要です。

また、フォークリフトの資格取得は建設機械の資格と同じく、日立建機、コベルコ、コマツなどの教習所や自動車教習所などで2〜5日前後で取得することができます。

フォークリフトの資格試験は各都道府県の陸上貨物運送事業労働災害防止協会(陸災防)の支部で行っています。

フォークリフト教習の受講

フォークリフトの免許は普通の自動車教習所では講習を受けられません。フォークリフト専門の教習所がありますのでそこで受講することになります。講習時間及び講習内容は教習所によって違いますのであらかじめ確認しておくといいでしょう。

フォークリフトの免許

車の免許は小型普通免許と大型普通免許があり、さらにそれぞれに2種という資格があります。小型2種の資格を取得するとタクシー運転手をすることができ、大型2種の資格を取得するとバスの運転手ができます。そして公道でフォークリフトを運転するためには、さらに「特殊」という免許が必要になります。最大荷重1t以上のフォークリフトを公道で運転するには大型特殊免許が必要ということです。

ただ公道ではなくて、工事現場などの敷地内だけの走行というのであれば、大型特殊免許の取得の必要はありません。